“テンガーラノソラ”の4thシングル『ティダ、マタハリ、サンサンと』は大空、そして大地を綾なす太陽の賛歌。タイトルの“ティダ”“マタハリ”はそれぞれ沖縄方言、インドネシア語で太陽=sunを意味する言葉。沖縄最古の歌謡集「おもろさうし」の中から太陽に捧げられた祝詞(うむい)を題材に、燦々と照り付ける南国の空を描写した情景歌を、古い歴史を持つインドネシア民族音楽クロンチョンのサウンドで奏でます。ウクレレと同じ流れを汲むインドネシアのポルトガル系小型弦楽器、二つのクロンチョン・ギター“チュッ(cuk)”“チャッ(cak)”と独特な3弦チェロをピチカートで刻むリズムに乗せ、沖縄の三線由来の新楽器“四線”や横笛、ギター、バイオリン、ビオラが日本のポップスが持つ美しいメロディーを彩ります。