Youtubeからの転載です(
https://www.youtube.com/watch?v=DBm8Kcr9FrQ)。ウェーバーの「舞踏への勧誘」は本来ピアノ曲ですが、1841年にベルリオーズが編曲したよる管弦楽版の方が有名になりました。当時パリで上演されるオペラにはバレエが必要とされる慣習があり、パリ・オペラ座で「魔弾の射手」を上演するにあたって、挿入されたバレエのために編曲されたものです。1911年、バレエ・リュスにより本作は単品で「薔薇の精」の名でバレエとして上演されました。あらすじは「初めての舞踏会から帰ってきた少女が眠っている。そこで、彼女が胸に飾っていた薔薇が窓から現れ、彼女を誘って踊る夢を見た。やがて薔薇は再び窓から出てゆき、目覚めた彼女はそれが夢だったと気付く」というものです。