12月20日 11時36分1986年、当時の中曽根総理大臣が中国の胡耀邦総書記と会談した際、胡総書記が世代交代を図るために人事を大幅に刷新する考えを明かすなど、「蜜月時代」と言われた当時の日中関係を示すように、首脳間で率直なやり取りが行われていたことが明らかになりました。専門家は、胡総書記のこうした日本との親密さがその後の失脚を招く一因になったと指摘しています。外務省は、1986年11月に当時の中曽根総理大臣が2度目となる中国訪問で胡耀邦総書記らと会談した際の記録などが記された外交文書を20日に公開しました。