北朝鮮が2017年7月に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)のロケットエンジンがウクライナ中部の工場で製造された可能性を米メディアが報じた問題をめぐり、ウクライナ宇宙庁のラドチェンコ長官代行は15日、エンジンの流出源はロシアだとの見方を示唆した。
流出が指摘されている高出力液体燃料式エンジン「RD250」系についてラドチェンコ氏は、2001年までウクライナ中部ドニプロの企業「ユジマシ」の工場で製造されていたが、その後生産は停止したと指摘。エンジンの供給先はロシアで、現在も同国内にあり「彼らは誰にでも(エンジンや設計技術を)提供できるだろう」と語った。
http://www.sankei.com/world/news/170816/wor1708160032-n1.html