明らかに架空の物だが疑うこと自体がタブーな人生最初の例(子供にタブーや情報格差という概念を教える教材)という意味で、もちょが言うように「サンタ」を知ることは「世の中を知る」事です。
ころあずのようにTestable Questionに帰着して「実験」すれば…(実験デザインがやや弱いことには目を瞑ったとしても)アブダクションの傍証を積み重ねるだけで存在しない十分条件までは言えません。しかし、「存在しないと考えたほうが合理的」「存在するとしたらお父さんかそこらだろう」ぐらいまでは落とせます。これは科学的思考の良い例です。
ここまで落とした後は、「取るに足らないので利害が絡まないならほっとけ」と考えるのが大人です。
あなたはサンタクロースを信じる人を笑うかもしれません。でも、あなた自身もひょっとしたら(もっと勉強した人からすれば)サンタクロースとたいして変わらない何かを信じちゃってるのかもしれませんよ。