天皇、皇后両陛下が年頭に各分野を代表する学者から講義を受けられる恒例の「講書始(こうしょはじめ)の儀」が1月10日、皇居・宮殿で行われた。皇族方も出席され、療養中の皇太子妃雅子さまは2003年以来15年ぶりとなった。
進講者とテーマは、田代和生・慶応大名誉教授=日本近世史=の「対馬宗家文書からみた江戸時代の日朝貿易」▽苧阪(おさか)直行・京都大名誉教授=認知心理学・認知科学=の「意識をつむぐワーキングメモリ」▽藤嶋昭・東京理科大学長=光化学・電気化学=の「太陽エネルギーと光触媒」。
https://mainichi.jp/articles/20180110/k00/00e/040/237000c