1月13日夕方、関東から中国・四国地方の上空を流れる光の目撃情報が相次ぎました。小惑星のかけらなどが大気圏に突入して燃え尽きて光る火球とみられています。
午後5時53分ごろ、広島県呉市で上空を流れる光をカメラが捉えました。光は同じ時間に各地で目撃され、いずれも緑色の強い光を数秒放って消えました。専門家によりますと、明るさなどから小惑星のかけらなどが大気圏に突入して燃え尽きる時に光る火球だということです。
平塚市博物館・藤井大地学芸員:「流星のなかでもひときわ明るいものが火球。(火球が)紀伊半島沖を流れたので、四国から関東の中間になる。ですから広い範囲で見られた」
今回の火球は隕石として落下せず、燃え尽きた可能性が高いということです。