安倍晋三首相は1月18日午前、来日中のオーストラリアのターンブル首相とともに陸上自衛隊の習志野演習場を訪れ、対テロや在外邦人の救出を担う「特殊作戦群」の訓練を視察した。現職の首相が同部隊を視察するのも、外国首脳に公開するのも初めて。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮などを念頭に日豪の緊密な連携を訴える。
両首脳は北朝鮮の弾道ミサイルから首都圏を守るため、航空自衛隊が展開している地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)も視察。豪州製の輸送防護車で、地雷や銃撃にも一定程度耐えられる「ブッシュマスター」の説明を受けた。
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