北朝鮮による拉致被害者の家族らが2018年の活動方針を話し合う会議を開き、高齢化が進む現状を踏まえ、「被害者と家族の再会こそが真の解決であり、これ以上家族が亡くなれば永久に解決しない問題になる」として、北朝鮮と日本政府に今年中の帰国に向けた決断と行動を求めていくことを決めました。
会議には、拉致被害者の家族や支援組織のメンバーが出席し、2017年12月相次いで亡くなった増元るみ子さんの母親の信子さんと曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんに黙とうをささげました。
記者会見で、代表の飯塚繁雄さんは「待っている家族も本当に疲れています。『ことしこそ』です。ことし解決の兆しがなければ、大変なことになると覚悟しています」と話しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180121/k10011296511000.html