任期満了に伴う沖縄県南城市長選は1月21日投開票され、新人で元衆院議員の瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)氏(59)=無所属、社民、共産、社大、自由、民進推薦=が1万1429票を獲得し、現職の古謝景春氏(62)=無所属、自民、公明、維新推薦=を65票差で破り、初当選を果たした。当日有権者数は3万4328人。投票率は66・92%で前回を7・55ポイント下回った。
瑞慶覧氏は子育て世代の支援拡充や公平公正な行政の実現を訴え「市政刷新」を主張してきた。翁長雄志知事も応援に入るなど「オール沖縄勢力」の支援を受け、古謝氏の多選や行政運営への批判の受け皿ともなった。
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