長崎県対馬市で2016年12月、漁業古川敬氏さん(当時65歳)、次女の市営診療所職員聖子さん(同32歳)を殺害し、敬氏さん方に放火したとして、殺人と現住建造物等放火の罪に問われた無職須川泰伸被告(39)の裁判員裁判の初公判が1月23日、長崎地裁(小松本卓裁判長)であった。須川被告は罪状認否で、「私はやっておりません」と起訴事実を否認し、無罪を主張した。弁護側は、須川被告は事件当時、自宅にいたと主張。エンジンの修理を巡るトラブルもなかったとし、「掌紋などは別の機会に付いたもの」と反論した。
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20180123-OYS1T50032.html