昔書きかけた小説から書きおこしました。歌詞:江戸に都がある頃 一匹の狐がいたその狐は若者に 取り付き暮らしていた名は銀次 人に化け 遊び暮らしてる若者は龍一といい かごを編んでいる遊び人と編み職の二人には奇妙な因縁で結ばれ魂を喰らうか 肉を喰らってやろうか銀時は毎日思案する日が沈み 夜の帳が降りる頃二人の本当の仕事は始まる世に蔓延る妖しと怨念を平らげてくれと悩めるものから二人は頼られ月の光に照らされ 夜の仕事へと二人は物の怪 治めるためにからくりの身体と妖しの狐どのような物の怪とてかなおうか遊び人と編み職の二人には奇妙な因縁で結ばれ魂を喰らうか 肉を喰らってやろうか銀時は毎日思案する