中部空港で2018年1月末、韓国からのツアー客の女7人が、金塊を自分の直腸内に入れて密輸入を図っていたことが、空港関係者への取材でわかった。中部空港税関支署によると、体内に金塊を隠した密輸が発覚するのは珍しいという。
空港関係者によると、密輸しようとしたのは、いずれも韓国籍で50、60代の女。韓国・仁川空港から中部空港に到着後、税関によるエックス線などの検査で、7人の腹部に金属があることが発覚した。丸みのある形に加工され、透明な袋に入れられた金塊で、ひとりあたり5~8個(1個あたり約200グラム)を体内に隠していたという。金塊は税関が押収した。
金の密輸は、消費税率が8%に引きあげられた2014年以降急増している。
https://www.asahi.com/articles/ASL2J52SFL2JOIPE01C.html