J.S.バッハ作曲 ヨハネ受難曲より第28(56)曲 コラール
楽譜:バッハ自筆
調律:ヴェルクマイスター第二のAセンター(418Hz)
拙訳:私による
今日は磯山雅先生のお通夜です
「stirb=死」に宛てられた(イ長調の!)♭の重み、
「betrübe=悲しみ」に宛てられた十字(♯)の優しさ、
これをもって、クリスチャンは神に、私はバッハに救われるのです
直訳では「死には悩まないべきだ」「悩みの時を過ぎれば悲しみはない」と云った風な意味になりますが、
悩みは死しても消えないと私は思います
仮に消えるのなら、みんな死ねばいいということになる
生死ではなく心の持ち方を問うていて、それは永遠なのだと私は解釈します
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