トランプ米大統領は3月1日、鉄鋼やアルミの輸入品が国家の安全保障を損なう脅威だとして、鉄鋼製品に25%、アルミに10%の関税を新たにかける方針を明らかにした。来週正式に発表するという。米国が念頭に置く中国だけでなく、日本や欧州にも影響が出るおそれがあり、中国などからの報復措置は必至だ。 トランプ氏は昨年、鉄鋼やアルミの輸入品が米国の安全保障上の脅威となっているかどうかを調査するようロス商務長官に指示。ロス氏は先月、鉄鋼製品に新たに24%の関税をかける案を公表し、トランプ氏が最終判断を検討していた。
https://www.asahi.com/articles/ASL3212R3L31UHBI023.html