陸上自衛隊富士学校(静岡県小山町)は3月6日、同県御殿場市などにある陸自東富士演習場の市街地訓練場を管理する会社「駿河ビル管理」(御殿場市)の男性従業員2人が5日、演習場内で濁流に巻き込まれて死亡したと発表した。
富士学校によると、2人は72歳と68歳で、5日午後4時10分ごろ、市街地訓練場から乗用車に乗り、演習場内の山道を戻っていて巻き込まれたとみられる。当時、低気圧の影響で雨が強まり、付近では濁流が目撃されていた。隊員の車両も孤立していた。演習場内に入った人が帰ってきたか点検したところ、2人が戻っていないことが判明。捜索の結果、水をためる調節池付近で2人が倒れているのが見つかった。
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