【あらすじ】
奈緒(35)は夫から裏切られ、息子とともに、故郷である京都の丹後に帰ってきた。職もない奈緒は、昔とった看護師の免許を頼りに、過疎地の医療に向き合うことになる。そこで出会った青年医師・三上(33)とともに、海、山を走り回る! 「死」を人生最後のゴールととらえ、逝く人にとっても、のこされる人々にとっても、満足のできる終わり方を迎えさせてあげたい、そうした思いはあっても、過疎地では自宅での「終活」を支える往診は困難だ。だが、入院させようにも、経済的に負担できない高齢者も多い。その困難を乗り越えて、老人たちの死を看取る中で、奈緒は30年前に亡くなった母の秘密を知ることになる。
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