米東部ペンシルベニア州の第18選挙区で行われた連邦下院補欠選挙が3月13日投開票され、民主党のコナー・ラム候補が勝利を宣言したが、大接戦の展開で公式発表はまだなく、共和党候補は敗北を認めていない。補欠選は11月の中間選挙の前哨戦と位置付けられていた。
ラム氏は「予想よりも長く時間がかかったが、われわれは勝利した」と支持者を前に語った。 しかし公式結果では、開票率100%の段階で、共和党のリック・サッコーン候補に対するラム候補の得票率のリードはほんのわずかにとどまっている。 選管当局者は数千に及ぶ不在者投票の開票を始めたが、ラム候補は公式発表やテレビの当確発表を待たずに勝利を宣言した。 ラム候補の陣営の関係筋は不在者投票について、ラム候補が400票以上の差をつけて勝利したことを示すと予想していると述べたが、サッコーン候補はまだ敗北を認めていない。 サッコーン候補はラム候補の勝利宣言前、「われわれはまだ戦っている。まだ終わっていない。終わりまで私は決してあきらめない」と述べた。 同選挙区は共和党の地盤で、2016年の大統領選挙では20ポイント近い差をつけてトランプ氏が勝利した。
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