ゆきかぜ
「こんな首輪(おもちゃ)で私の身体を操って、
なにをさせるつもり?」
ゆきかぜ
「そうね……一曲おどってもらおうかしら」
ゆきかぜ
「それだけ? たいしたことないのね」
ゆきかぜ
「それだけよ。首輪に操られるままにダンスしてくれればいいわ。
首輪からの指示に従ううちに気持ちよくなっちゃうけど」
ゆきかぜ
「なんですって……!」
ゆきかぜ
「普通の人間なら、
首輪を介した命令に従うことがこの上ない快感になってしまうわ。
でも、“対魔忍の私”ならこれくらい耐えられるでしょ?」
ゆきかぜ
「ば、バカにしてくれちゃって!
見てなさいよ“魔族の私”!」
ゆきかぜ
「それじゃあ、首輪から命令。
『衣装に着替えて、ギャラリーの待つ屋上へ向かいなさい』」
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