参議院内閣委員会 平成30年3月23日
質問
●籠池泰典被告が釈放されると安倍政権に不都合はありますか
●籠池被告にも最低限の人権が必要では
●入管での外国人の人権保護状況はどうですか。人種や宗教・慣習の異なる人たちを同じ場所に入れていませんか。お祈りや食事の作法、言葉の違い。紛争当事者間を同じところにする。長期間の収容が常態化している。
●2007年・2013年に国連拷問禁止委員会、2011年に移住者の人権に関する特別報告者の報告、2014年
人種差別撤廃条約総括所見、同年国連人権理事会などから懸念が表明されている。法務省は何のリアクションもない。これへの抗議としてハンストが起きている。難民申請者なのに申請のための情報収集も出来ない。医師も呼べないせいで、2017年にはベトナム人の方がくも膜下出血で倒れ死亡する事故が発生した。2014年はスリランカ人、2013年はロヒンギャ難民、カメルーン人で死亡事故が起きている。根底にある差別意識によるものでは。これでは「反日外国人」が増える一方ではないか。なぜ収容者を病院に連れて行くことさえ出来ないのか。
答弁:菅官房長官、山下法務大臣政務官、鈴木五輪担当大臣
参考
法務省入管収容所で25日死亡のベトナム人、死因はくも膜下出血
https://jp.reuters.com/article/japan-detention-death-idJPKBN1750GM入管収容所の外国人の待遇
https://www.youtube.com/watch?v=AL8wZarl1_0