2015年10月、沖縄県豊見城市立小4年の男子児童がいじめ被害を訴え自殺した問題で、市教育委員会が設置した第三者委員会は3月30日、「繰り返されたいじめが自死の主要因のひとつだった蓋然性は十分に認められる」とする調査報告書を答申した。 第三者委は、男児が別の児童からズボンを下ろされたり、腰に巻いたカーディガンを「格好つけるな」と言われて引っ張られたりしたことがいじめに当たると認定。「校長や教頭、担任がいじめを積極的に認知し、個別対応などしていれば、いじめを減らせた」と指摘して、学校の適切な対応で男児が追い込まれるのを防ぎ、自殺を防止できたと判断した。
https://mainichi.jp/articles/20180330/k00/00e/040/289000c