OPを飛ばす方は2:15へ。
1997年に第二のミニ新幹線として開発されたE3系の秋田新幹線「こまち」です。「こまち」の名にふさわしい女性的な塗装ですね。量産先行型はライトが一つで、どちらかというと400系に近い外見でした。
東北新幹線区間は盛岡まで200系やE2系とともに走り、盛岡からは標準軌に改軌された田沢湖線と奥羽本線を経由して特急列車として秋田まで向かっていました。
登場時は5両編成で、その後6両に増結されています。そのため、5両を6両にした編成と、最初から6両として製造された編成では屋根の機器に違いが出ています。
登場後は200系との連結もありましたが、1999年に連結相手はE2系に統一され、16両編成はしばらく見られませんでした。末期はE5系「はやぶさ」「やまびこ」と併結して運転されました。ちなみに、K編成のリニューアル車との連結は数か月という非常に短い期間のみとなりました。
その他にも二編成を連結した状態で「やまびこ」「なすの」として運用に入ることもありました。
最高速度は275キロで、E2系との連結時には力を発揮していましたが、200系との連結時には240キロまで抑えられていました。
現在ではロゴを消した状態で「なすの」としてのみの運用に入ってます。
そういえば、こち亀のアニメでE4系と連結するなんて話があったような……。
それにしても200系のオリジナルK編成とE2系のJ編成あさま色再販されないかなあ……。
BGM「ファースト・コースト」