熊本地震で被災し復旧工事が進む熊本城天守閣(熊本市中央区)の大天守を覆っていたテント形の白い巨大な防水シートが4月3日外され、瓦がきれいにのった大天守の最上階(6階)の屋根部分がわずかに姿を見せた。
午前8時半に工事を開始。シートをゆっくりとクレーンでつり上げ、地上に降ろした。シートは瓦をのせる際、隙間を埋めるしっくいが雨水などで濡れるのを防ぐため、市が昨年11月に設置していた。天守閣の周囲はまだ落下物を防ぐシートで覆われている。天守閣全体の復旧完了は2021年春ごろの予定。
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