2017年11月の選挙で候補者全員が当選に必要な票を獲得できず、再選挙となった千葉県市川市の市長選挙は22日投票が行われ、立憲民主党、民進党、共産党、自由党、社民党が推薦する村越氏が、ほかの新人2人を抑えて初めての当選を果たしました。
これによって、市川市では市長不在の状態がおよそ4か月ぶりに解消されることになりました。
当選した村越氏は、「野党統一候補ということで、安倍政権への市民の怒りが少なからず追い風になった。待機児童の問題など課題は山積しているので、1つ1つ政策を実行したい。市長が不在だったので、市民の役に立てる仕事をしっかりしていきたい」と話していました。
落選した田中氏は、「与党が2つにわかれた状況で野党連合に漁夫の利を与える形となったが、自分の責任でもあり不徳の致すところだ。政治に対する国民の信頼が失われている状況での選挙となり、与党に対して厳しい目を向けていた有権者がいたことも影響したと思う」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180422/1080002086.html