福田事務次官によるセクハラ問題で財務省は4月23日、辞任した場合の退職金は約5300万円となると明らかにした。これに対して野党側は、23日中の処分を求めている。
立憲民主党・尾辻かな子議員:「あしたの閣議決定、これで辞任が認められると普通の辞任ですから退職金が満額。これが本当に許されるのかと」
その退職金について、財務省は23日に5300万円になると明らかにした。
財務省・柳瀬護参事官:「単純に機械的に計算できるものでございまして、大体約5300万円という自己退職の場合ですけど」
希望の党・柚木道義議員:「国民の理解、得られるとお考えになりますか?」
財務省・柳瀬護参事官:「国民の理解については私から申し上げるのも差し出がましいかなと思っております」
福田次官の辞任が認められると退職金が満額支給されるため、野党側は23日中の処分を求めた。しかし…。
希望の党・柚木道義議員:「国民の理解、得られないということで今、要請をしてるわけですから」
財務省・柳瀬護参事官:「要請のほう、重く受け止めさせて頂きます」
希望の党・山井和則議員:「セクハラは認めない。処分もされない。満額5300万円くらいの退職金がもらえる。しっかり受け止めておりますと言うのであればね、きょう中に処分をして謝罪をすべきだと思うんですが」
財務省・柳瀬護参事官:「重く受け止めさせて頂きます」
財務省は人事権を持つ麻生財務大臣に要求を伝えるとしている。