愛媛県今治市にある刑務所の作業場から受刑者が逃走して逮捕された事件で、受刑者の男が刑務官との人間関係でリーダー的役割から外されるようになり、それが嫌で逃げ出したと話していることが分かりました。
平尾龍磨容疑者(27)は先月、今治市の松山刑務所の作業場から逃げ出し、先月30日に広島市内で逃走の疑いで逮捕されました。捜査関係者によりますと、平尾容疑者は逃げた理由について、刑務官との関係を挙げて「刑務官の前でふざけた時に目をつけられ、受刑者のリーダー的役割につけてくれなくなった。それが嫌で刑務所から抜け出した」などと話していることが分かりました。また、潜伏していた「尾道市の向島から本州に泳いで渡った後も空き家に入った」と話しているということです。警察はさらに逃走の状況などについて調べる方針です。
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