沖縄県や愛知県で「はしか」の感染が広がるなか、福岡県で今年、2人目の患者が確認されました。全国の患者は今年、100人を超えています。
福岡県によりますと、感染が確認されたのは福岡県春日市の20代の男性です。高い熱や発疹が出て、2日にはしかと診断されました。県内で感染したものとみられています。沖縄県では3月に台湾から旅行で訪れていた男性がはしかと診断された後、立ち寄った店から感染が拡大し、これまでに88人の患者が確認されています。また、愛知県では沖縄旅行から戻った男性がはしかと診断され、受診した病院から感染が広がり、これまでに14人の患者が確認されています。今年の全国のはしかの患者は100人を超え、厚生労働省は注意を呼び掛けています。
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