前巻までのあらすじ
コツメカワウソちゃんはスープを作るのが上手です。
今日もJMS界隈のみんなに飲んで貰おうとスープを煮込んでいます。
「あら、いけない。これではスープが完成しないわ」コツメカワウソちゃんはエプロンから携帯電話を取り出して、誰かに電話をするようです。
「すみません、アレあります?」
アレとは何でしょう?
「アレはありませんが、ソレはあります。」
ソレとは何でしょう?
「では、ソレで」
コツメカワウソちゃんは電話を切りました。
アレ、ソレとは何でしょうか、気になります。
これは、探偵のあの人に調べてもらうしかありません。
では、電話をしますね。
「先生!仕事です。可符香さん…じゃないアミメキリンさんから調査依頼がありました」
これは探偵助手の常月まといさんです。
「絶望した!前巻のあらすじを目指して作文していたら、よくわからない文章になり、オチがみえないことに絶望した! 」
絶望しているのは、探偵の糸色望。ちまたでは絶望探偵と言われています。
「しかし、久し振りの依頼。断るわけには行きませんね……常月くん、出かける用意を」
「はい、先生」
こうして、絶望探偵糸色望とその助手常月まといの“アレ”と“ソレ”を調べる長い旅が始まった。
即席動画
まさか広告されるとは… サンクス