痴女。フェイトの第一印象はそれだった。いくら言葉を飾ろうと、キツイ目で睨みつけてこようと、ネルの格好は思春期の男児には刺激の強すぎるものだった。行く手を塞ぐ邪魔者を難なく倒した一行を待ち受けていたのは、痴女二人。ーーーやっぱり。フェイトは確信した。これからネルが自分たちを連れて行こうとしているのは痴女の国だ。だが、喜び勇んでしまってはネルの思う壺だ。フェイトはあくまで冷静を装ったが、金髪クソゴリラはそんなことどこ吹く風。ウホウホと発情しながら馬車へ乗り込むのだった。
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