財務省の福田淳一・前事務次官のセクハラ問題をめぐり、麻生太郎財務相は5月15日の閣議後会見で「財務大臣としても個人としても、(福田氏の)セクハラ行為を認定したと考えて頂いて差しつかえない」と述べた。
麻生氏は11日の衆院財務金融委員会で、「(福田氏)本人が(セクハラ行為が)ないと言っている以上、あるとはなかなか言えない」と述べ、個人としてはセクハラを認定できないとの考えを示していた。だが、15日の会見で、この発言の真意について問われると、「福田前次官のセクハラ行為があったと判断し、処分を公表している」と強調。そのうえで「財務大臣としてはもちろんだが、個人としてもセクハラ行為を認定した」と話した。
一方、「廃棄した」としてきた森友学園との国有地取引に関する交渉の記録が残っていたと報じられたことについては、「今の段階で、あるともないとも言えない。できるだけ速やかに、この問題に対応していかなければならないと思っている」と述べた。
朝日新聞2018年5月15日11時04分
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