悪質なタックル問題の影響が意外なところに出ている。日本大学の別のアメリカンフットボールサークルが風評被害を訴えた。
思わぬ批判にさらされているというのが日本大学法学部公認のアメリカンフットボールサークル「ファニーブレイブス」。サークルには15人のメンバーが所属し、練習や試合などの活動を学生主体で行っている。もちろん、渦中の日大アメフト部「フェニックス」とは別の団体なのだが、サークルのツイッターにはタックル問題を起こしたアメフト部と勘違いした心ない書き込みが相次いだという。事態を収束させようとサークルはツイッターでこう釈明した。
サークルのツイッターから:「この度、日大フェニックスにおいて報道されている問題が発生致しました。しかしながら、私達ファニーブレイブスは法学部の公認サークルであり本部体育会のフェニックスとは一切、関係ございません」
ところがである。サークルが騒動となっているアメフト部とは無関係だと表明したところさらに批判が集まりました。事態を収束するための釈明が逆にネットユーザーに火を付ける結果に。一方で、悪質なタックル問題への対応に追われる当の日大アメフト部は近日中に責任者がけがをした選手らに直接、謝罪する意向を示している。
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