ロシア大使館のフェンスを折り曲げるなどしたとして、右翼活動家の男が警視庁公安部に逮捕されました。
右翼活動家・堀口勉容疑者(46)は5月4日、東京・港区のロシア大使館の敷地内に侵入しようとして、通用門の脇に設置されたアルミ製のフェンスを折り曲げた疑いが持たれています。警視庁公安部によりますと、堀口容疑者は当時、ロシア大使館前で複数の右翼活動家らとともに北方領土返還に関する抗議活動を行っていました。フェンスをよじ登ろうとしたところ、警備にあたっていた機動隊員に制止されたということです。堀口容疑者は「侵入するつもりもフェンスを壊すつもりもなかった」と容疑を否認しています。公安部は、当時の詳しい状況を調べています。