国連が南スーダンでのPKOの活動期間を延長したことを受けて、政府は5月18日の閣議で、自衛隊から司令部要員として派遣している4人の派遣期間を、2019年5月末まで延長することを決めました。
南スーダンでの国連のPKOをめぐって、政府は、去年、陸上自衛隊の施設部隊を撤収していますが、PKOへの関与を続けることで国際社会の期待に応える必要があるとして、今も、司令部要員として4人を陸上自衛隊から派遣しています。
こうした中、国連の安全保障理事会がPKOの活動期間を来年3月15日まで延長したことを受けて、政府は18日の閣議で、撤収する際の準備期間を含め、司令部要員4人の派遣期間を、来年5月末まで1年間延長することを決めました。
南スーダンの情勢について、政府は、地方では衝突が散発的に起きているものの、首都ジュバは基本的に平穏で、「PKO参加5原則」は維持された状態だとしています。
NHK 5月18日 9時23分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180518/k10011442751000.html