あのタックルをした選手は「監督らに指示された」と明かしましたが、日本大学側はそれを認めていません。真実を語っているのはどちらなのか。現役選手には動揺が走っています。警視庁は今後、どのように捜査を行うのか。元警視庁刑事の吉川祐二さんに伺いました。
ポイントとなるのは、コーチや監督からの指示があったかどうかで、警視庁はその共犯性を調べることになります。まず、最初に宮川泰介選手から聞き取りをします。宮川選手の話では指示は監督からコーチ、選手へと伝わっていますが、捜査はこの逆で、選手側からコーチ、監督の順に進めるだろうということです。その際に宮川選手とコーチのやり取りを聞いていた周りの選手やコーチらの情報を積み上げて、最終的に内田正人前監督から事情を聴くことになるだろうということです。
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