日本大学アメフト部の選手による危険なタックルについて、内田正人前監督らが5月23日に反則行為の指示を改めて否定したことについて、けがをした関西学院大学の選手の父親は、日大に対する不信感をあらわにしました。24日、関学大に報告される予定です。
日大の内田前監督と井上奨コーチは23日に会見し、日大の宮川泰介選手が「相手のクオーターバックを潰せ」と指示されたと説明したことについて、内田前監督は「私の指示ではない」と改めて否定し、井上コーチは「けがをさせる目的はなかった」と話しました。
内田正人前監督:「信じてもらえないと思うが、私からの指示はございません」
井上奨コーチ:「監督から僕にQBをけがさせてこいというような指示はございませんでした」
この会見を受け、けがをした関学大の選手の父親は、「指導者2人に対して体の震えが止まりません。これでは宮川君が可哀想過ぎます」とコメントしています。関西学院大学は26日に会見して今後の対応を説明する予定です。
関連
内田前監督、きのうの会見後から心身疲労で入院
sm33259405内田正人前監督・井上奨コーチ 記者会見
sm33255954「勇気ある行動」“反則タックル”選手が実名で謝罪に称賛の声
sm33253008被害選手の父「真相究明を」日大内部からも経営体制見直す声
sm33249709日大選手による記者会見
sm33248126日大によるアメフト“悪質タックル” 関学大・被害選手の父親が会見
sm33248022悪質タックル「壊せ」は日大監督の指示?アメリカ人はどう感じた? 名門「日大・フェニックス」の歴史と伝統とは
sm33224640日大「フェニックス」危険タックル事件 関東15大学「第三者委設置を」
sm33233461日本大学・内田正人氏記者会見
sm33233137