原爆で死亡したアメリカ兵を40年にわたって調査してきた被爆者・森重昭さん(81)が初めてアメリカを訪れ、自らの活動を描いた映画の上映会などに出席しました。
森さんは被爆したアメリカ兵捕虜の調査に力を尽くし、おととし、広島を訪れたオバマ前大統領から労いを受けました。初めてのアメリカ訪問では、戦争や原爆に関わる場所などを訪れます。また、森さんの活動を描いたアメリカ映画の上映会や講演会に出席し、平和の尊さを訴えます。
広島の被爆者・森重昭さん:「この大変、大きな国と戦争をしたとは何と無謀なことをしたのか」
週明けには、被爆したアメリカ兵の慰霊式典などに出席して遺族とも対面する予定です。
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