南北の首脳が5月26日、電撃会談をした最大の理由はアメリカのトランプ大統領への対応です。
米朝首脳会談は来月12日に予定されていましたが、北朝鮮のアメリカへの批判を受け、トランプ大統領がいったん中止すると表明しました。これに対し、北朝鮮は会談の必要性を訴え、トランプ大統領に考え直すよう求める異例の談話を発表しました。金正恩委員長は、非核化に関するトランプ大統領の考えや出方を知るため、今週、ワシントンでトランプ大統領と会談した文在寅(ムン・ジェイン)大統領から話を聞いたとみられます。ただ、今回の南北会談が米朝首脳会談の実現に向けプラスになるのかは不透明です。
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