ハワイ島のキラウエア火山の噴火被害が拡大しています。5月24日、ハワイ島東部の住宅地にあふれ出た溶岩が迫り、一部の住宅で火災が発生するなど焼失範囲が拡大しています。ハワイの現地当局によりますと、焼失面積は890ヘクタールに上り、これまでに82棟の住宅が溶岩にのみ込まれてしまったということです。人的な被害も出ていて、住宅に達した溶岩が飛び散り、男性1人が足に大やけどを負っています。現地当局は溶岩が海に流れ込み、有毒な成分を含むガスが発生する恐れがあるとして、さらなる警戒を呼び掛けています。
関連
溶岩の間近で撮影 キラウエア火山 活発な活動続く(5月23日)
sm33264026溶岩流で発電所爆発の危険 キラウエア噴火収まらず(5月22日)
sm33255444水蒸気から有毒ガス ハワイ島 溶岩が海に到達(5月20日)
sm33250951溶岩は流出し次々亀裂も ハワイ・キラウエア火山の噴火続く (5月19日)
sm33232734