アメリカンフットボールの試合で日本大学の選手が危険なタックルをした問題を巡っては、関東学生アメフト連盟が5月29日、臨時理事会を開いて内田前監督らに対する処分を決めます。「除名」を含む厳しい処分が検討されていて、連盟は夜に記者会見を開く予定です。
連盟の関係者によりますと、29日に開かれる臨時理事会では、内田前監督と井上前コーチに対して除名や資格剥奪(はくだつ)などの厳しい処分を検討するということです。2人の他にも、別のコーチやタックルをした選手も処分の対象となる可能性があります。連盟は臨時理事会の後に記者会見を開き、処分の内容について説明する予定です。
林芳正文部科学大臣:「(日大の対応は)迅速だったとは言えないのではないか。速やかに事実の全容の解明、究明が行われることを強く望みたい」
一方、林文科大臣は学生連盟の規律委員会や日大の第三者委員会による早急な事実解明を求め、日大の理事会が責任を持って対応することが必要だとしました。
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