麻生財務大臣は5月29日の国会で、森友学園との交渉記録が「まだ出てくるかもしれない」と発言したことについて、改めてその真意を説明しました。
麻生財務大臣:「検察の方から後からこれがありましたと言われて、大蔵省(財務省)の責任かと言われたらたまらんから『あるかもしれません』と申し上げたら、お前まだ隠してんじゃないかと言われて、甚だ別の方向にこういったものは行っちゃうものだなと。あまり丁寧に答弁しちゃいかんなと改めて反省した」
また、麻生大臣は決裁文書の改ざんに関して、「白を黒にしたような改ざんといった悪質なものではないのではないか」と話し、改ざんにあたらないという認識を示しました。森友学園の決裁文書を巡っては、関連する14の文書で安倍昭恵総理夫人や政治家の名前が削除されるなど、約300カ所が改ざんされていました。
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