2016年にオバマ前大統領と抱擁を交わした広島県の被爆者の男性が、初めて訪れているアメリカで原爆によって死亡したアメリカ兵の慰霊式典に参加しました。
広島の被爆者・森重昭さん(81):「(被爆して死亡した)米兵の最期の様子を伝えるために米国にやって来ました」
マサチューセッツ州で28日に開かれた式典では、広島で被爆したアメリカ兵捕虜の調査を40年以上続けてきた森さんに対して、遺族らから感謝状や記念品が手渡されました。森さんはおととし、広島を訪れたオバマ前大統領からねぎらいを受けていて、今回が初めての訪米です。
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