ミャンマー政府は、隣国バングラデシュで難民化しているイスラム教徒「ロヒンギャ」の58人が帰還したことを明らかにしました。
ミャンマー政府は5月27日、58人のイスラム教徒ロヒンギャを国境近くに建設した身元や健康状態を確認するための施設に送り、この後、一時滞在施設に収容すると発表しました。58人はバングラデシュからミャンマーに戻る際、ミャンマー当局に身柄を拘束されていたということです。2017年8月のミャンマー治安部隊とロヒンギャの武装勢力の衝突以降、約67万人がバングラデシュに逃れています。しかし、一時滞在施設の一部では、電気や水が通っていないなど受け入れ態勢が整っていない状況が続いていて、本格的な帰還が始まるかは依然として不透明です。
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