日本大学は、内田前監督の常務理事の辞任などの処分を文部科学省に報告した。その一方で、公の場に姿を見せない田中理事長に対し、トップとしての責任を問う厳しい声が上がっている。
日大アメフト部・内田正人前監督:「ですので、しばらくというか常務理事の職を一時停止いたしまして謹慎とさせて頂きたい」
一時停止、謹慎などと本人が表現していた常務理事の役職。1日の理事会で辞任が承認された。辞任の理由は、学内外に多大な迷惑を掛けたこと。解任ではなく辞任という扱いになったのはなぜか。
日大・大塚吉兵衛学長:「まだ明らかにということがないので、訴えられている部分もございます。ですから、どういう形で結論が出るのかを待っているという、そういう形で受け止めている形でございます」
一方、日大の教職員組合からは田中理事長や大塚学長らにも辞職要求が突きつけられている。
日大教職員組合:「変わるためには理事長、常務理事、そして学長にも辞任を求めていきたい」
果たして、理事長、そして学長自らの進退は…。
日大・大塚吉兵衛学長:「(Q.理事長と学長の責任についてはどのようにお考えかお聞かせください)今の教職員組合の問題はまだ私、実際の現物の書面とかは見ておりませんが、重く受け止めていきたいと思っております。各学部からも対応に迫られて今、いろんなことに対応しているところでありますので、学部長と私の方で学部の対応も合わせて保健体育審議会のみじゃなくて一生懸命、努力してるところでありますので、辞任とかそういうことはまだ考えておりません。解決しなきゃいけないなと。落ち着くまでは仕事として解決しなければいけないなと思ってるところであります」「(Q.日大のトップである理事長がなぜ発言をしないんでしょうか?)そちらの方までまだ、私の考えでは運動部の学生と一般学生ということでいずれにしても職階として私の管轄なんですね。今の段階では」「(Q.大学全体のガバナンスについては問題ないと?)そういう言い方されても困るんですけど」
関連:記者会見ノーカット
sm33298812