アメリカのトランプ大統領は、いったん中止を表明した北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談を当初の予定通り6月12日にシンガポールで開催すると発表しました。
6月1日、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が金委員長の親書を携えてホワイトハウスを訪れました。北朝鮮の最高幹部がアメリカの大統領と会談するのは18年ぶりで、金副委員長はトランプ大統領の執務室で親書を手渡し、1時間半にわたって会談しました。そして、会談の後には和やかな雰囲気で記念撮影も行われました。
アメリカ、トランプ大統領:「12日にシンガポールに行く。これは始まりだ。1回の会談でできると言ったことはない。これは経過で、12日に行って何かにサインしてくることは決してない。『顔合わせプラスアルファ』になると思う。非常に前向きなものになる可能性がある」
トランプ大統領は非核化の問題など、1回の首脳会談では決着しないとして複数回、会談する考えを示しました。
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