中米グアテマラの首都近郊にあるフエゴ火山が噴火し、これまでに25人が死亡しました。大勢の行方不明者も出ている模様です。
地元メディアによりますと、フエゴ火山は6月3日に噴火し、噴煙が1万メートルに達しています。噴出した多量の溶岩が住宅まで流れ込んで火災を引き起こしたりしていて、これまでに25人の死亡が確認されました。また、300人近くが負傷しています。付近の集落に近付けないため、詳しい被害の状況は把握できていませんが、大勢の行方不明者が出ているという報道もあります。避難している人は3000人以上に上っています。標高3763メートルのフエゴ火山は首都グアテマラシティから40キロほどの距離で、火山灰によって国際空港が閉鎖されるなど首都機能が混乱しています。
関連
溶岩に加え有毒ガスの恐怖 ハワイ島の電源にも危機
sm33301367雲仙普賢岳、大火砕流発生時のニュース
sm31301649