北朝鮮の金正恩委員長がリゾート開発を進める東部・元山(ウォンサン)でのカジノ建設への投資をトランプ大統領に要請していたと韓国メディアが報じました。
韓国の東亜日報は「北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長がトランプ大統領との会談で『アメリカが望む完全かつ迅速な非核化に乗り出せる』という金委員長のメッセージを伝えた」としています。また、そのなかで、経済制裁による困窮を訴え、元山のカジノなど観光開発への投資を要請したということです。この元山のリゾート建設については、5日の労働新聞が軍幹部と住民による決起集会が開かれたと報じています。金委員長肝煎りの事業で、制裁解除後の外貨獲得の柱にする狙いがあるとみられます。
関連
安倍総理も“最大限の圧力”終わり?「圧力」避け「連携」を強調 日米韓の防衛大臣会談
sm33312196米朝首脳会談開催決定 北朝鮮の体制保障・非核化の認識のズレは?亀井静香「脱アメポチを」
sm33311036「問題解決に重要な一歩」米朝会談決定に中国が歓迎
sm33312242一般北朝鮮女性インタビュー「権力者たちは、この世のものをすべて食べ尽くす」
sm33115694シンガポールの米代表団帰国へ 米朝首脳会談準備は整った?
sm33305194“歴史的会談ありき”で譲歩か 圧力巡る発言も軟化
sm33305171アメリカのマティス国防長官は“初志貫徹”「完全非核化へ揺るぎなし」
sm33304986どうなる米朝首脳会談 トランプ大統領「親書」に期待
sm33301265ポンペオ米国務長官「進展あった」 会談で非核化は合意に至らず
sm33301216米・元北朝鮮担当高官「高リスクなギャンブル」 米朝会談に懸念の声
sm3312251