絶滅が危惧されているニホンウナギの資源保護を巡る国際会議が都内で開かれ、今後、科学的な根拠に基づいて資源管理を議論していくことで一致しました。
会議には日本、韓国、台湾が参加し、規制強化を嫌う中国は4年連続で欠席しました。ニホンウナギの生態の把握は難しく、これまで科学的根拠に基づいての資源管理は話し合われてきませんでした。しかし、2018年4月までの漁期でウナギの稚魚であるシラスウナギが過去2番目の不漁だったこともあり、各国から保護の強化を求める声が上がり、科学者が集まって検証する新たな会議を9月にも開くことになりました。その会議の結果を受け、早ければ来年の国際会議で新たな制限が提案されます。
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うなぎをめぐる現状と対策(平成30年5月、水産庁)
http://www.jfa.maff.go.jp/j/saibai/unagi.html