米朝首脳会談が開かれたシンガポールで、日本政府として情報収集にあたっている外務省の金杉アジア大洋州局長は拉致問題の解決に向けて一層、努力していく考えを示しました。
外務省・金杉アジア大洋州局長:「ともかくボールは日本にきたと思いますんで、日本が主体的にこの問題にさらに取り組んでいくということだろうと思います」
また、金杉局長は米朝首脳会談の共同声明に「完全かつ検証可能で、不可逆的な非核化」という文言が入らなかったことについて「望ましいことと達成できることの間にギャップがある」との見方を示しました。そのうえで、「今後も日米韓で連携していく」と述べ、6月15日に行われる日米韓の外相会談で北朝鮮の非核化を巡る協議をさらに加速させる考えを強調しました。
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