北朝鮮の金正恩委員長らが宿泊していたホテルは、シンガポールを出国する12日深夜まで厳重な警備でメディアや観光客が多く詰め掛けていましたが、13日は平穏を取り戻しています。北朝鮮はいつまで、どのようにといった具体的な非核化の内容や検証方法に合意しなかったにもかかわらず、アメリカから事実上の体制保証を取り付けました。非核化も希望通り段階的で構わないということです。また、米韓合同軍事演習の中断など収穫の多い会談となりました。しかし、非核化の動きを見せなければ「次はない」としているトランプ大統領が軍事オプションなど強硬策に出る恐れもあります。経済発展にかじを切りたい金委員長は目に見える行動を迫られています。米朝接近を警戒する中国やロシアの思惑も絡み、北朝鮮の非核化は前途多難といえそうです。
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