鹿児島県の桜島で6月16日朝に爆発的噴火が起き、噴煙が4700メートルの高さまで上がりました。鹿児島市にも多くの灰が降りました。
桜島の南岳で午前7時19分に爆発的噴火が発生し、噴煙が火口から4700メートルの高さまで上がりました。大きな噴石が約800メートルから1100メートルの6合目まで飛び散り、火砕流も南西側へ流れ下りました。4000メートル以上の噴煙が上がったのは去年5月以来です。鹿児島市を中心に多量の灰が降り、市街地では車が通るたびに灰が砂嵐のように巻き上がっていました。桜島では噴火警戒レベル3の入山規制が継続中で、気象台では火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒を呼び掛けています。
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